ここたんの体と心・健康プログ

hanakobuこと ここたんが心や体、健康についてちょっとつぶやきます。

おたふく風邪で怖い合併症は難聴と流産

おたふく風邪のワクチンは任意接種となっています。

 

子供に多いおたふく風邪ですが、任意ワクチン接種となってから大人になっておたふく風邪にかかる人も多くなりましたよ。

 

おたふくかぜの感染

おたふく風邪はムンプスウイルスによる急性伝染性感染症です。

 

感染経路は、唾液からの 鼻・目・口からの飛沫感染です。

 

おたふくかぜのワクチンを接種していないひとは

おたふく風邪症状の出ている人の近くにいることは避けましょう。

ワクチン接種している人でも100%かからないというわけではありません!!

 



おたふく風邪の症状

 

全身の倦怠感・発熱・耳下腺の腫れ・頭痛・疼痛です。

症状は2週間以内に収まるといわれています。

 

おたふくかぜの合併症

 

こわいのは おたふく風邪の合併症です。

三大合併症…

 

無菌性髄膜炎

10%から1%

予後は良い!

難聴

0.5%から0.01%

予後が悪い!

脳炎

0.3%から0.02%

予後は良い!

 

年に一人くらいですが、おたふく風邪が原因の死亡者も出ています。

 

大人になってからの感染は大変!!!

男性は精巣炎

女性は卵巣炎

まれに・・・不妊となることがあります。

 

妊娠中におたふく風邪にかかると

30%の確率で流産するといわれています。

先天性奇形はない。

 

妊婦さんの外出時は飛沫感染・接触感染に注意しましょう。

 

学校や職場は欠席

おたふくかぜに感染した場合

子供のばあいは学校保健安全法により

耳下腺の腫脹が収まるまで欠席することとなっています。

 

職場

職場の感染対策事項により欠勤を認める会社がありますが、医師の診断書が必要なことが多いです。

 

おたふくかぜの感染率はインフルエンザよりも強いです。

かかってしまったら安静をこころがけ、むやみに外出をして人に移さないことが肝心です。

 

おたふくかぜのワクチン

ワクチン接種は任意ですが、子供のころに2回接種が有効とされています。

が、

ワクチンを接種したからと言って100%罹患しないわけではありません。

現在のワクチンの有効率(抗体ができる)は90%といわれています。

 

ワクチンの副反応

脳炎・難聴・膵炎などがまれにおこります。

 

おたふく風邪にかかることによって必要な医療費や生活の質の低下。

これらを考えて ワクチン接種をするか考えましょう。